J.P.Sのロータスも走る!憧れの名車を五感で感じる
モータースポーツ好きにはたまらない、
ヒストリックイベントが鈴鹿サーキットで開催。
Masters Histric Formula 1 in JAPAN
懐かしのV8サウンドが響き渡り、時を越えて往年の名車が鈴鹿を駆け抜ける!
世界的に人気の高まっているマスターズ・ヒストリック・フォーミュラ1・イン・ジャパン初開催。
「RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE 2018」で行う、「マスターズ・ヒストリック・フォーミュラワン」公式レース。
いま、ヨーロッパやアメリカで注目を集めている“もうひとつのF1グランプリ”がある。
それが12年の歴史を誇るマスターズ・ヒストリック・レーシングが主催するヒストリックF1シリーズだ。
参加できるのは、1966年から85年までのノンターボ3リッターF1マシン。
72年までの“ジャッキー・スチュワート・クラス”、72年以降のノン・グラウンドエフェクトF1による“エマーソン・フィッティパルディ・クラス”、
72年以降のグラウンドエフェクト・マシンを対象とした“パドリック・ヘッド・クラス”、そして72年以降のフラットボトム・マシンの“ニキ・ラウダ・クラス”の4つにクラス分けされている。
各戦平均28台のエントリーを誇るマスターズ・ヒストリックF1の最大魅力は、なんといっても往年のマシンが全力でレースをする光景だ。参加するドライバーは皆、国際C級ライセンスを保持し、アマチュアながら様々なカテゴリーでキャリアを積んできた腕利き揃い。それらをサポートするチームやメカニックにもF1経験者は多く、パドックはまさに“プチF1ワールド”といった雰囲気となる。
またヒストリックとはいえ、シリアスなレースである以上、テクニカル・レギュレーションが厳密に管理、施行されているのも同シリーズの特徴のひとつ。例えばエンジンに関しては、メイクスや気筒数の制限がないが、コストの増大や過当競争を抑えるため、多数派を占めるコスワースDFVのレブリミットは1万回転以下と指定され、レースウィークの走行距離もエンジン・ライフを考慮したものとなっている。
一方のシャシーについても、現役当時のカラーリングなどオリジナル状態であることを義務付けているほか、最新式のフューエルセルの装備やクラックテストなど、安全に考慮した細かなレギュレーションが設定されている。
かつてメーカーの威信をかけて戦ったモンスターマシン「Group C」も復活
モータースポーツ華やかりしころの息吹きを感じる、グループCカテゴリーのマシン。
世界耐久選手権 (WEC)、ル・マンやデイトナの24時間レースで強烈な個性を魅せつけたマシン達が鈴鹿サーキットを駆け抜け、そのサウンドや雄姿をもう一度、感じることができる。