アンチエイジングは歯の健康から
きちんと噛んで栄養をとれるから元気になれる
治療が終わって言われた一言
「あなた、若返ったわよ!」
「え? あの人って私と同じ年だったの!」
友達の本当の年齢を聞いてびっくりすることってありませんか。ずっと同じ年くらいだと思っていた人が実は自分より年上だったり、先輩だと思っていた人が5歳も後輩だったり。年齢を重ねれば重ねるほど、実年齢と見かけ年齢が違ってくることは多くなります。最近は顔や体をメンテナンスして、アンチエイジングの努力をする人が増加中。やはり努力を続けることで、見かけ年齢は変えられるようです。健康寿命を延ばすためにできることとして、ある内科の先生は4つ挙げています。
1 脳を刺激する
2 適度な運動
3 食事に気を遣う
4 歯を大切にする
この4つがアンチエイジングのために気をつけたいポイントだそう。特に歯をキープすることは大事。しっかり噛める歯をキープすれば、バランスのとれた食事を楽しみながら栄養をとることができ、健康維持につながります。また、なくなってしまった歯を入れて歯並びを整えたり、噛みしめられるように奥歯を治したりすることで、見かけの変化も期待できます。縮んでたるみがちだった唇まわりの輪郭がすっきりし、頬があがって若々しい印象に。「あら? あの方って若くなられたかしら」と言われそう。何より白い歯を見せて笑えるようになることで、気持ちが明るくなりますよね。
歯茎の出血や腫れは歯周病のサイン放置せずに歯科医院へ
虫歯だけでなく、歯周病も歯を失う大きな原因。定期的に歯科医に足を運んで、歯のメンテナンスを行うことが歯周病予防につながり、アンチエイジング対策に。「治療が終わって痛みが落ち着くと、来なくなってしまう人がいます」と藤沢歯科の雨宮院長。「歯ぐきの出血や腫れがあっても放っておく人は意外に多いんです」。ある企業の意識調査によると、自分は歯周病だと自覚している人でも対処をしていない人が半数もいるそうです。歯周病は発生したLPS毒素が心臓の近くに集まって動脈硬化の引き金をひくこともある恐ろしい病気。食べ物が噛みにくくなって、軟らかくて炭水化物の量が増え肥満につながる心配もあります。歯周病は「メタボリックドミノ」のスタート地点とも言えそうです。
藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターでは歯周病の治療に積極的に取り組み、従来の原因菌と汚れの除去に加え、歯の周辺の組織をよみがえらせる治療法、再生医療(保険外)も取り入れています。また持病があったり、手術への恐怖感を感じる人には「無痛点滴麻酔」もおすすめしています。寝ている状態で治療をすすめられるので好評だそうです。
アンチエイジングにチャレンジするなら、まず歯のメンテナンスからはじめてみてはいかが。
患者さんの負担を軽減する「無痛点滴麻酔」
歯周病治療やインプラントのための歯茎の切開と いった手術のときは時間もかかり、口を開ける患者 さんも大変。手術が怖いという人も。 藤沢歯科では、「無痛点滴麻酔」を取り入れていま す。血圧・脈拍をモニターし、もし異常が見られた 場合は点滴ですぐに薬を投入することが可能なので、 心筋梗塞や高血圧、糖尿病などリスクを抱えた患者 さんにもおすすめできます。手術は麻酔が効いて意 識のないうちに終了。楽な気持ちで通院できます。
院長 雨宮 啓
歯学博士
日本歯科麻酔学会認定医
日本臨床歯周病学会認定医
日本歯周病学会専門医
日本口腔インプラント学会専門医
2003 年、東京歯科大学大学院(歯科麻酔学)修了。2009 年藤沢歯科ペリオ・インプラントセンター開設。悪くなった歯を治療するだけでなく口腔全体をみて診断するオーラルリハビリテーションを提案。インプラント手術件数年間200本以上。歯周病とインプラントの専門医、さらに歯科麻酔学会認定医の資格も持つ日本で数少ないエキスパート