ガラス工芸の粋 エミール・ガレ IN 横浜 6/23(日)まで

6/23まで開催 エミール・ガレ IN 横浜。日本初公開の大壺が公開される。

エミール・ガレの名作「フランスの薔薇」大壷を日本初公開!

アール・ヌーヴォーを代表するフランスのガラス工芸家 エミール・ガレの作品が堪能できる「エミール・ガレ IN 横浜」が みらい美術館で開催されています。
今回、注目となる作品は日本初公開となる「フランスの薔薇」大壷。1902年に「アップリケ」「マルケットリー」など超絶的なガラス技法を駆使し、一点のみが制作された貴重なコレクションです。
長年、ヨーロッパの個人コレクターが秘蔵し、一般公開されることはなく「幻の名作」と呼ばれてたこの作品が、一世紀以上の時を経て、横浜の地で鑑賞できます。
本展では他にも、ランプや陶器を含め約50作品を展観し、エミール・ガレの魅力が堪能できます。

エミール・ガレ IN 横浜に出展される作品の一例

「フランスの薔薇」大壷/「ハイビスカス文ランプ」/「蘭文彫刻花器」

みらい美術館は、ガラス工芸作品の収集家として知られる公益財団法人「鶴見輝彦育英会」の設立者鶴見輝彦氏(故人)の個人コレクションを公開している美術館。当初は「学校法人鶴見歯科学園〈現、みなとみらい学園〉」内で公開していましたが、多くの方々にガラス工芸に親しんでもらいたいと開設されたそう。
鶴見氏がガラス工芸作品を収集し、学生に公開していた背景には、歯科系専門職に求められる資質の一つとして、芸術的な要素、感性を重要視していたため。歯科技工とガラス工芸には「焼成、研磨、色調」等共通する要素があり、そこから「審美眼」が養われるとの考えがありました。事実、19世紀の著名なガラス工芸家の一人、アンジー・ルソー氏は歯科技工士でした。

美しいアール・ヌーヴォーのガラス工芸が身近で鑑賞できる美術館に、お散歩がてらふらりと出かけてみませんか。

みらい美術館

〒220-0011 横浜市西区高島1-2-15みなとみらい学園ビル2階
TEL:045-222-8696
開館時間:10時~17時(木曜日は18時まで・入館は閉館の30分前まで)
休館日:毎週月曜日、火曜日(4月29日、5月6日は開館)
入館料:一般800円/学生・生徒600円

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