贅なる美食と静かなる時湖畔に佇む理想のリゾート

風光明媚な保養地として愛される野尻湖畔。そこには「自然との共生」をテーマに近代建築の巨匠・清家清氏が手掛けた大人の隠れ家がある。

自然美と一体化したデザインが施された館内。たくさんの本が並ぶ静かな空間はまるで森の中の小さな図書館のようだ。ゲストルームの大きな窓の外には、美しい森と湖の風景が一枚の絵画のように広がる。ここは「野尻湖ホテルエルボスコ」。森と溶け込むような感覚に身を委ねれば、情報溢れる慌ただしい日常が嘘のように遠ざかっていく。

このホテルならではの楽しみの一つが、森に囲まれた静かなビストロ「moment」でいただく美食。フレンチの本場パリで学んだ上野宗士氏が監修、素材の美味しさを最も活かした調理法による“森の中のビストロノミー”料理を堪能できる。信州の風土や文化の中で育まれてきた食材が旬をまとった美しい作品に変身。その味わいには刻一刻と表情が移ろう信州の大自然そのものが凝縮されている。

ホテルは妙高戸隠連山国立公園内にあり、周辺で四季折々のアクティビティが楽しめるのも魅力。野尻湖上のボートから雄大な景色を堪能するもよし、森林セラピーの基地として知られる「癒しの森」を散策するもよし、思う存分貴重な自然と触れ合える。

朝、目覚めたら森の中。緑溢れる湖の畔で新鮮な空気を胸いっぱいに深呼吸。そんな夢のような1日の始まりは「野尻湖ホテルエルボスコ」ではいつもの朝なのだ。

全室から野尻湖が望め、ナチュラルかつシンプルな家具が窓外の自然を引き立てる。