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木の温もりと四季を愛で 極上の日本に出会う
都会の喧噪も現代社会の雑音も届かない。現実とは全く別の時間が刻まれている北の丸。ここには匠の手により繊細に時に大胆に配された木の持つあたたかさとやわらかさ、そしてたくましさが共存している。
威風堂々と佇む門をくぐると、時の流れを巻き戻したかのような城郭の風景が広がる。格式高い和風邸宅を思わせる桜、萩、藤、葵と呼ばれる4つの客室棟。これらは全て豪雪地帯の百軒を超える古民家から選び抜かれ移築されたものだ。梁や柱、建具など随所に銘木のぬくもり溢れる空間で、窓の外の庭園を眺めながら心安らぐ寛ぎのひと時を過ごせる。
趣向の異なる3つの湯処も心身を優しく潤す。竹林の庭や四季折々の自然に癒される露天風呂、和の風格漂う荘厳な内装などこの宿ならではの趣きが湯浴みを格別なものにさせる。
目で楽しみ舌で味わう会席料理の真髄は「和魂洋才」。この料理はこれが絶対という考えにとらわれず、素材を生かした旬の味を表現。遠州の新鮮な魚貝・地野菜・ブランド牛のほか、敷地内で獲れた筍・山菜・果実や木の実など「瞬」の幸も登場する。お吸い物には特別醸造の大吟醸酒「北の丸」の仕込み水を用いるという徹底ぶり。その年、その月、その瞬間でしか出会えない美味のみならず、盛り付けやお皿の意匠までもが一皿一皿と絵物語が進むかのような展開の妙も愉しみたい。
日本ならではの自然と調和した伝統美、日本人ならではの四季を愛でる心。それは館内の一つ一つのディテールに溶け込み心を穏やかに包み込む。いつもの道ではなく、少し遠回りしたらふと美しい花に出会えたような、そんな至福の非日常がここにある。
自然豊かな広大な敷地に歴史小説のワンシーンが登場したかのよう。庭園や散策路をのんびり歩けば、季節の草花の彩りと木々の息づかいに心洗われる。
北の丸が次世代へと受け継ぐ美しい日本の世界。この大きな長屋門がこれから始まる極上の贅を予感させる。
和の安らぎのなかにモダンな設えが品良く溶け込む「藤殿」。春には咲きほこる美しい藤の花をひとり占めできる。
地産地消を大切に、厳選した遠州の美味しいものを真心込めて一皿に。日本庭園を眺めながらゆったりと旬の味を堪能したい。
ヤマハリゾート葛城 ホテル北の丸
〒437-0121 静岡県袋井市宇刈2505-2
TEL:0538-48-6118
2名様1室1泊2食付お一人様23,000円(税込)〜
ヤマハリゾート葛城 ホテル北の丸HP