この先の人生を変える「レジリエンス」

海や富士山の絶景と共に天然温泉が楽しめる江の島アイランドスパ。
その館内に昨年オープンしたのが江の島弁天クリニックです。
提案するのは「未病」にも力を注いだ次世代の医療スタイル。
今回は院長の松村先生に、「レジリエンス=ストレスを乗り越える力」について伺いました。

 

「レジリエンス」って何ですか?
「ストレスに打ち勝つ力を”レジリエンス”と言います。
前号でも話したように、高血圧症、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病は、いずれもストレスと密接に関わっていることが明らかにされているストレス関連疾患で、癌も含めて今やストレスと関わりのない疾患を探すほうが難しいとさえ言われています。
その一方で、ストレス=精神疾患、心の病気と捉え、自分とは無関係だと思っている方が多く、ストレスが万病の元になっていることに目を向けている方が少ないのが現状です。
医療保険制度の概念から、多くの方は病気になったら病院に行けばいいと思っていますが、その一方で健康には興味があって、誰かが良いと言っていたサプリメントを積極的に飲んだりします。ですが、それが本当に自分に合っているかを考えていない方がほとんどです。
ストレスを悪化させてしまう人は、自分自身をモニタリングできていないことが多く、先ずは今現在の自分がどのような状態なのか、ストレスの度合いがどれくらいなのかを知ることが大切です」

 ストレス検査で何がわかりますか?
「ストレスプロファイル(ストレス検査)で、自分の今のストレス状態を「見える化」します。
ストレスを測る方法には、血液・唾液によるストレスホルモン測定の他、筋肉の緊張度、呼吸数、指尖温度、皮膚コンダクタンス、心拍変動など生理的指標を用いた方法があります。
先日50代女性のヒアリングで、ご自身はストレスをあまり感じないとの主観的見解を示していましたが、心拍変動の検査結果はD評価、肩の筋肉の緊張度はC評価でした。このように主観的見解と客観的データとの差がある場合が危ないのです。
心拍変動が下がってくると、うつ病、不安障害になりやすく、心筋梗塞のリスクが高くなると言われています。また、交感神経が優位になり自律神経のバランスが乱れることで筋緊張度が高くなる傾向があります。この主観的見解と客観的データの差を一致させていくことが非常に重要です」

 レジリエンスを高めるには?
「ストレスプロファイルの検査結果に応じて、医師のカウンセリングをはじめ、レジリエンスを高めるアプローチを行います。具体的には、テレビ画面でモニターを見ながら心拍変動の幅を広げる呼吸トレーニングを行い、交感神経・副交感神経のバランスや、血圧を調整していきます。その他、温泉や水中運動など、ホリスティッククラブEnoshimaと連動させたプログラムで、楽しみながらレジリエンスを高めるトレーニングを行います。」

海を見渡し、富士山を眺め、自分の心身と向き合い、ボディ・マインド・スピリットのバランスを整える。 江の島弁天クリニック・ホリスティッククラブEnoshimaで、この先の人生を変えるきっかけをつかんでみませんか。

江の島弁天クリニック
院長 松村 浩道
内科・ペインクリニック内科・心療内科
美容内科・リウマチ科・漢方内科・アレルギー科
0466-25-2638
藤沢市江の島2-1-6江の島アイランドスパ本館1階
土午前・日・祝日 休み
診療時間【午前】9:30〜12:30 【午後】13:30〜17:30
江の島弁天クリニックHP

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